フロリダ州クリアウォーター市は、サイエントロジー教会の創始者の超人的な人生を称える場所となった。
彼の1911年3月13日の生誕を記念して、毎年世界60カ国のサイエントロジスト達が、フロリダ州クリアウォーター市にあるこの宗教の精神的拠点に集い、創始者の人生を称えています。 今年は、彼の数え切れない功績の数々に敬意を表すと同時に、無限に続く未来と、L. ロン ハバード氏の人生と作品に触発された人々に焦点を当てています。
LRH。彼は博識家、広範囲に亘る知識を教育を持つ人として、多くの人々に知られています。 アメリカ史上最年少のイーグル・スカウトとしてスタートし(13才の誕生日直後に授受)、15歳になる頃には、彼はアジアの宗教的領域の探検へと乗り出していました。 ハバード氏は、世界で最も翻訳された作家としてギネスブックに載り、また一人の作家として最多のオーディオブック化を誇る人物としても、その記録を保持しています。
人類救済に向けた彼の仕事は、世界の何百万もの人々に影響を与え続けています。 毎年恒例のこの祝賀会では、精神的存在としての人間に対する彼の研究と、人間が本来持っている精神的能力の発見、探求、認識を、他の人々にも可能にした彼の技術的遺産を次々に紹介しました。この問題だらけの世界へ、L. ロン ハバード氏が残した全てです。
また、LRHへの贈り物として、サイエントロジーの世界の急速な拡張に関する最新情報が発表されました。
「この世界がL. ロン ハバードを必要とする時があるとすれば、ええ、まさに今、今夜、惑星全体が必要としています。」リリジャス・テクノロジー・センター会長 デビッド・ミスキャベッジ氏はこのように述べ、人々を触発する夜のアジェンダをスタートさせました。 「幸いにも今夜の時点で、彼のスケールはまさにその規模にあります。 私は単に彼の技術という遺産、文学におけるその足跡、また礼節や道徳、文化を復興させるその手段のことだけを言っているのではありません。 この人物そのものの規模がそうなのです。 その人となり、存在感、存在性の規模がそうなのです。 現在、そして今後永遠に、この人物が表すすべてのものの規模がそうなのです。」
L. ロン ハバード氏が人々の人生に及ぼした影響力の意味だけでなく、どのように彼が人々の人生に関わったのか―短い時間だったにも関わらず、彼らの運命の結果を根本から変えてしまうような―そのリアルな物語も語られました。
LRHの伝記作家 ダン・シャーマン氏は、L. ロン ハバードの世界への扉を開き、聴衆を誘いました。 誕生祝賀会の見どころとして、実際にLRHと時を過ごした人々のインタビューが上映されました。LRHと彼らの人生が交錯した運命的な瞬間。「今夜のテーマはこうです。『そこに目撃者がいたとしたら?』」 シャーマン氏はこう始めました。 「事の全体を把握してはいなくても、今ここで私たちに、『遠い昔』に自分が見たものを語ることのできる人…そんな人がいたとしたら。」
一時間以上にわたり、シャーマン氏はLRHの歴史に関する、目撃者に次ぐ目撃者からの驚きの証言を紹介し、聴衆とともに分かち合いました。それには、第二次世界大戦中の小型駆逐艦や、サンフランシスコ湾の近くにある退役軍人病院での話、ニューヨークのヘルズ・キッチンでの、戦後のアメリカにおけるカウンターカルチャー・ムーヴメントの発端にさえなる物語をも含んでいます。 それぞれの話は、LRHがどこを辿り、どうのようにして人々の様々な人生に関わったのか、彼の残した忘れえぬ貢献を、はっきりと印象付けました。
この誕生祝賀会では、年に一度のバースデー・ゲーム勝者を表彰します。これはハバード氏への賞賛とともに、世界中にあるすべてのサイエントロジー教会の一年毎の拡張を称えるために、40年もの伝統を持って続けられています。 このゲームの精神は、「垂直上昇の拡張」という言葉によって端的に表されています。勝利はまさに、それに懸かっているのです。
2017年ゲームの勝者選出の火蓋は切られました。 北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにあるサイエントロジー教会の各クラスの参加者が、それぞれの旗をたなびかせます。フロリダ州にある理想のサイエントロジー・ミッション、ベルエアー。理想のサイエントロジー教会ミラノ。続いて、グランド・オープニングからわずか6ヶ月後の、理想の上級オーガニゼーションと理想のコンチネンタルリエゾン・オフィスオーストラリア。 それぞれの代表者はステージへと上がり、湧き上がる会場からの拍手を受け取ました。
その夜のスポットライトは、L. ロン ハバード氏の遺産によって活気付けられた今日のサイエントロジーの規模とその領域を、さらに照らし出します。 彼の遺産はニュージーランドのオークランドにオープンした、最も新しい理想のオーガニゼーション(オーグ)として、その優雅な姿を現しました。 ニュージーランドの教会員達は、1955年に世界で2番目のサイエントロジー教会を形成したという経緯を持ちます。ミスキャベッジ氏は、「新しいオークランドの家」について詳しく述べ、「ひときわ目立つ、などという表現ではとても足りない」1844年の歴史的ランドマークが、今や最新の理想の教会となったと紹介しました。 そして、地元の著名人らのスピーチによって告げられた、この島国の大転換となる感動的なグランド・オープニング式典の様子が公開されました。
過去10年の間にオープンした50を超える理想の教会の話題に引き続き、ミスキャベッジ氏は、来たるべき新しい理想の教会、ロサンゼルスのサンフェルナンド・バレー、そしてフロリダ州マイアミとデンマークのコペンハーゲンのオープニングについて発表しました。
この夜は、ある人生をより良く生き、―そして全人類の幸福のために生き、人々を助けるためにためらいなく生きた、ある人物の生涯について祝うものです。 ここでは伝統的に、その人が何を成し遂げ、どのように他の人々の人生に影響を与えたのかについての賞賛が与えられます。 この誕生祝賀会においては、LRHの人生と功績が与え続けるであろう、私達の未来に対する意義について取り扱い、LRHのその超越的な業績を称えました。
クリアウォーター市の中心街にあるサイエントロジーの敷地内では、お祝いの催し物が引き続き行われました。そこにはフラッグが所有する宿泊施設が全部で6つ。その中には、由緒あるフォート・ハリソン、オーク・コーブ、サンドキャッスルなどがあり、この誕生祝賀会のために集まったサイエントロジスト達で溢れかえりました。
その週末、毎年恒例の国際サイエントロジスト協会(IAS)のパトロン晩餐会も開かれました。 この盛大な晩餐会は、並外れた貢献をしたサイエントロジストに対する感謝のしるしなのです。彼らの貢献は、教会とそのメンバー達によってなされる、世界中の何百万人の人々への、数え切れないほどの人道支援活動を可能にしました。
つまりこの晩餐会は、人々への助けと言う名のもとに、人類が必要とし、また自らに値する世界を作り出すと言う、自身の潜在能力を称えるものなのです。