起因-距離-受領
A Basics Course in Scientology
オーディターを大量に育成するために、L. ロン ハバードはハバード・プロフェッショナル・カレッジを開校し、その最初のプロフェッショナル・コースを提供することになりました。彼が最初の講演を提供するために演台へと上がると、期待に満ちた熱気が会場を包みました。ハバード氏は間髪入れずに、驚くべき発見を伝えました。つまり、想起する能力のなさは、過去が欠乏していることから生じるというものです。必然的に、次の驚くようなデータが示されます。時間の軌跡上のどんなものでも、意のままに思い出すことのできた人は、この10万年の間に誰もいなかったということです。解決策は「ストレートワイヤー」にありました。これを用いて、オー ディターは、プリ・クリアーの起因でいる能力を回復させるのです。ですからこの講演には、サイエントロジーの最も基本的な6つのプロセスの中で、ストレートワイヤーが果たす不可欠な役割が示されています。すなわち「2方向のコミュニケーション」、「初等ストレートワイヤー」、「8-Cの開始の手順」、「デュプリケーションによる開始の手順」、「所有性のレメディー」、「空間にスポットを見付ける」です。L. ロン ハバードが生徒たちに求めたのは適用でした。そこでオー ディターたちはサイエントロジーの奇跡を フェニックスの地域社会にもたらす活動に取りかかりました。実際、まもなく数々の奇跡が起こったのでした。しかし、さらに大きな奇跡は、オーディターたちに関するものでした。これについて、ハバード氏はトレーニング・スクールの開校式で次のように明言しました。「ケースに関して一様に成功するオーディターは、彼がオーディティングを与えるプリ・クリアーの中で最も状態の良いプリ・クリアーよりも、能力が高く、健康になります。そしてこれが、プロセシングの事実です。」
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「これまで、人類への支援を大きく進める際に、唯一、オーディターにとって障害となっていたものは、トレーニングの要因でした。というのも、オーディターが、自分のプロセシングの技能によって、意のままにプリ・クリアーの状態を良い方に変えることができることを自分で間違いなく確認できたら、オーディター自身のケースの問題も解決するからです。」― L. ロン ハバード
1954年の秋のことでした。アリゾナ州フェニックスのサイエントロジーの国際本部は活気が溢れていました。数ヵ月の間に、L. ロン ハバードは「第8回アメリカ上級臨床コース」を提供するとともに、毎週1回の一般向け講演とグループ・プロセシングのシリーズを開始し、新たにハバード・ダイアネティックス調査協会を法人化しました。それでも足りぬとばかりに、彼は並行して新しい書籍『ダイアネティックス 55!』の最終章をも執筆していました。
しかし、何よりも、ハバード氏が前年に行った研究は「オーディター」、特にオーディターのトレーニングに向けられたものでした。まさにそのために、彼はフェニックスにハバード・プロフェッショナル・カレッジを開校し、その最初のプロフェッショナル・コースを提供していました。その意図は、サイエントロジーの6つの最も基本的なプロセスを生徒たちに完全に理解させ、十分に習熟させることでした。
それは、「フェニックス認定コース」と呼ばれました。1週間に6日のコースには、インストラクターによる実演と、生徒間で行う相互オーディティングが含まれていました。かくして、1954年11月16日、L. ロン ハバードは、最初の講演を提供するために演台へと上がり、その場は興奮と期待の雰囲気に包み込まれました。
すぐに、生徒たちは夢中になりました。というのも、ハバード氏は間髪入れずに、驚くべき発見を伝えたからです。つまり、想起する能力のなさは、過去が欠乏していることから生じるというものです。
必然的に、次の驚くようなデータが示されます。時間の軌跡上のどんなものも、意のままに思い出すことのできた人は、この10万年の間に誰もいなかった。
解決策は「ストレートワイヤー」にありました。なぜなら、彼が説明したように、ストレートワイヤーはただ単に、誰かに何かを思い出させるようにすることではないからです。
「初等ストレートワイヤーは実際の出来事を思い出すのではないことを理解すべきです。恐らくそれはあなたにとって衝撃でしょう。
『ストレートワイヤー』は、オーディターが起因と受領との間に真っすぐな線をつなぐので、『ストレートワイヤー』と呼ばれました。」
というのも、彼が明らかにしたように、オーディターは、プリ・クリアーの起因でいる能力を回復させているからです。
それは、非常に重大なデータでした。それに続けて、ハバード氏は、「6つの基本的なプロセス」でストレートワイヤーが果たす不可欠な役割だけでなく、オーディティングのテクニックにおける根本的な発展について詳しく説明しました。
- 2方向のコミュニケーション:オーディターが行うプロセスのすべてのステップにある基本的な要素、およびどのような状況においてもそれを維持する方法。
- コミュニケーションの公式:コミュニケーション・サイクルの「距離」の要素に対し、どのようにストレートワイヤーが適用されるか。
- グループとのコミュニケーション:アンカー・ポイントを置いて、グループに語りかけ、それによってグループとコミュニケーションを始める方法。
- 8-Cの開始の手順:現時点の「時」と「場所」を見付けることによって、バンクの混乱を解く。
- デュプリケーションによる開始の手順:それがどのようにして「再び起こってはいけない」というコンシダレーションを粉々にするのか。
- 所有性のレメディー:「知っているからミステリーのスケール」と関連する、その根本的な理論とメカニックス。
- 空間にスポットを見付ける:それによって、プリ・クリアーがさらにさまざまなものを突き止められるようになり、プリ・クリアーの能力が高まるということについて。
さらにハバード氏は、オーディターへの教育の一環として、オーディターたちが身に付けた知識と技能の適用を強く要求しました。それを受けて、彼らは聖職者として病院、刑務所、各家庭を訪問し始め、地域社会にサイエントロジーの奇跡をもたらしました。それは「フェニックス作戦」と呼ばれ、すぐに多くの奇跡を生みました。大量に出血して医者から見離された女性が回復したり、萎縮した腕を手術する予定だった4歳の男の子が、5時間のオーディティングの後に目覚しく回復したため、その手術が取りやめになったりしました。
しかし、オーディターたちが人々に起こしたこうした驚くべき結果にもかかわらず、さらに大きな奇跡は、結果的に彼ら自身に及ぼされた影響と関係がありました。というのも、トレーニング・スクールの開校式で、L. ロン ハバードはこのように明言したからです。
「今日のオーディターは、自分自身のケースに関して安心していることができます。なぜなら、それは次のことが実証可能な事実だとわかったからです。つまり、自分の状態が良くなるためには、他の人たちの状態を良くすることができなければならないということです。その人自身が良い状態で幸せであるというだけでは十分ではありません。人生での混乱と動揺は、誰のケースをも遅らせてしまうほどのものです。ケースに関して一様に成功するオーディターは、彼がオーディティングを与えるプリ・クリアーの中で最も状態の良いプリ・クリアーよりも、能力が高く、健康になります。そしてこれが、プロセシングの事実です。」
つまり、これはオーディターとしての確実性をさらに高める道に際立つ金字塔なのです。