クリアリング会議
「私たちはやりました!」つまり、ここにはクリアーの状態、その特性、自由、性質があります。それは、どこにもこれほど徹底して説明されてはいません。クリアーを「~からの自由」という点から定義し、L. ロン ハバードはあらゆる人をこの状態に向けて進める漸進的な段階を示します。それには現時点の問題とARCブレークの処理法が含まれます。それは、あらゆるケースを開く力を持つ「魔法のボタン」で頂点を迎え、この一言に要約されます ―彼が説明するように、それは「TNTのようなもの」を処理します…ベイランスを分裂させ、プリ・クリアーを外在化させ、以前は漠然とでさえもオーディティングを受けることができなかった人々をセッションに入れます。「上位にあるダイナミックスの核心」としてのヘルプのすぐ後に続くのが、判断力の物差しです。人は瞬間的にどれだけ多くのダイナミックに基づいて計算するのか?その一方で、コインの裏側にはネガティブ・ダイナミックス、つまり精神科医と原子爆弾の製造業者の領域があるのです。その時点で、ハバード氏は、どれほど世界の暴力のレベルが正気を失ったものになっていたとしても、起因でい続けることのできる状態へとビーイングを至らせる方法を明らかにします。今日、地球上のほぼすべての国に何万ものクリアーが存在します。この瞬間に、永遠に忘れられることのない、最初のクリ アーが発表されたのです。
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私たちはやりました!
クリアー:自分の人生、自分の身体、自分の環境に対して進んで、また意識的に起因に立ち、反応的な心や潜在意識の心を持たない人。」― L. ロン ハバード
1958年の春に、まるでサイエントロジーの世界を通り抜ける津波のように、人々の間で広まったひとつの言葉がありました ― 「クリアー」です。
しかし、彼らが話題にしていたその成果については、最初に個人がその状態に到達したことよりも遥かに奥深いものでした。実際、L. ロン ハバードは『ダイアネティックス:心の健康のための現代科学』の発刊される前の1947年に始まって1949年まで、クリアーをつくり続けていました。実際に、ブック・ワンの全目的は、その飛躍的な前進と技術を広く利用できるようにさせることであり、それによって他の人たちも同じことをできるようにすることでした。
しかし、ハバード氏自身が個人的なオーディティングでクリアーをつくり続ける一方で、他の人たちが同じことを行うことはできませんでした。そのために、丸8年の間、彼はプロセスを洗練させ続けました。そうです。プリ・クリアーにより速い向上をもたらし、より深くまで届くプロセスによって大きな効果をもたらすために、彼はそうし続けていたのです。しかし、彼はまた、他のオーディターたちがうまく適用できるプロセスの開発に取り組んでいました。その結果、彼の調査の半分は完全にトレーニングに注がれていたのです。
この研究の物語が安定した前進である一方で、1957年のオーディターのトレーニング・ドリル(TR)の開発によって突破口が現れました。これはまさに文字通りに言うと、オーディターのトレーニングを根本的に改めたものだったのです(自由の会議)。
その事実の完全な証拠が、ブック・ワンの発表以来、8年間にわたるハバード氏の研究を遥かに超える業績でした。さらに、それは2,500年の間存在していたゴールへの到達を左右する分かれ目でもありました。
「1957年12月、私以外の人によって最初のクリアーがつくられました。
これこそが向上でした。このことが、この何年もの間に得られた成果だったのです。
今、私たちは数多くのクリアーを手に入れることができます。何千人ものクリアーを手に入れることができます。そして、もし私たちがそれを手に入れることができたら、私たちは文明を手に入れることができるのです。
ですから、これは障壁となっていました ― 他のオーディターたちは、人々を本当にクリアーにすることができなかったのです。そしてこの障壁は、粉々にされダイヤモンドの欠片になりました。
他の人たちは、他の人たちをクリアーにすることができます。ですから私たちは、成功に向かっているのです。」 ― L. ロン ハバード
それは1958年の前半6ヵ月を通して、この時期に期待は高まっていきました。サイエントロジストたちは「クリアーの達成」、「クリアーをどのようにテストするか」、そして「どのようにクリアーにするかを学ぶ」と題された記事を読んでいたからです。しかし、そこに、さらにドラマチックな物語があります。なぜなら、すべてのサイエントロジストが尊敬の念を持って、その最初の歴史的な達成の瞬間を振り返ることができる一方で、1958年にもたらされたすべてのことの中にさらに雄大な物語が含まれているからで、それが今日あるサイエントロジーなのです。
- この最終的な構成要素 ― これらのトレーニング・ドリルに加えて、ハバード氏がオーディターたちをトレーニングする際に使われ、今日すべてのオーディティング・セッションに不可欠な道具であるこの要素とは?最初のハバード・エレクトロメーター(Eメーター)の開発と製造、そしてその使用法です。
- 以前には少しもオーディティングを受けるような状態ではなかった人たちをイン・セッションにするために、彼が発見し、オーディターたちに与えた「魔法のボタン」― ベイランスを分裂させ、心因性の病気を治し、頭からリッジを取り除き、そしてプリ・クリアーを外在化させるこの魔法のボタンとは?実際、「第1のダイナミック」におけるケースを開くだけでなく、惑星のクリアリングを可能にするサイエントロジストの合い言葉とは?それは「ヘルプ」です。
- そして、これらのすべてはオーディティングの前提条件の完全な構造に含まれています ― 現時点の問題からARCブレーク、そしてクリアーの要素 ― セイタン、心、身体、そして宇宙まで、さらに「クリアーの自由」の完全な記述まで。
さらに、この到達の普遍性に関して今日あらゆるサイエントロジストたちが認めるもうひとつのものがありました。L. ロン ハバードが個人的にデザインし、製作した初めてのクリアー・ブレスレットです。
一方、さらに包括的なものとして ― ここには「サイエントロジーは何をする のか?」 という質問に対する、すべてのサイエントロジストのための正確な答えがありました。そして、すべてをこの一行で結論付けることができます。「そう、人々をクリアーにするんですよ。」
それはまた、クリアーのまさにその定義がプラカードに飾られて、なぜショ アハム・ホテルの西ボールルームの入り口に置かれたのかも説明してくれます。また、会議開始前までにかなりの数の幸運なホテル宿泊客たちがプラカードに魅了されて登録し、他の人たちとは違った形で会議に参加したのかも説明してくれます。
そして、1958年7月、部屋中に光が溢れ、カラー・フィルムを入れたカメラが回ります。L. ロン ハバードがステージに上がってきました。講演は、「クリアリングの事実」です。
ハバード氏はその後も、あらゆるビーイングが長い間探し求めていた目標に到達するのをより簡単に、より速くできるようにするために、四半世紀以上にわたって仕事を続けることになります。しかし、これこそが、不朽のものとなった達成の瞬間、クリアーが初めて実現した伝説的な会議なのです。