普及とヘルプに関するロンドン会議
今や技術はあらゆるケースを処理することが可能であり、残された唯一の障害はそれが適用できるようにケースをセッションに入れることだけでした。そしてこれこそが、あまりに強力ゆえにL. ロン ハバードが「最強のカルテット」と名付けた4つのボタンの発見の話でした。
これは「プリ・クリアーたちは自らのケースに興味を持って初めて、向上を得ることが可能だった」という彼の観察に由来しています。さらに彼は、大半の人々が興味よりも下の位置にいたことを発見したのです―人生そのものに対してさえもです。彼はその原因へとさかのぼり、「ヘルプ」こそその主要な要因であることを発見しました。具体的に言えば、以前のヘルプがすでに頻繁に失敗してきたため、ほとんどの人々はヘルプが可能だったとさえ思っていなかったのです。それが「プリセッション・プロセス」の開発に彼を導いたものでした。これがそう名付けられている理由は、どのようなセッションであれ、始められるようになる前にそれらが必要になったからです。
それは、ヘルプが得られることを知り、セッションを受けることに興味を持つ状態にまでプリ・クリアーを引き上げるのです! さらにハバード氏はこれらの要因がオーディティング・ルームの外で扱えることを発見し、実際、それが普及活動そのものに対する答えだったのです。実際それらはあらゆる人にサイエントロジーに興味を抱かせただけでなく、それらはプロセスであるため、普及活動で用いられた時でさえケースの向上をもたらしました。そのため、ここにはふたつの講演シリーズがひとつにまとめられています。まず、彼はサイエントロジストとその友人に対して「ロンドン夜間公開講演」を提供しました。彼はそれらの要因をさらに詳しく述べ、実際に普及活動でのそれらの使用法を実演しています!次に、オーディティングと普及活動でのそれらの適用を教えるために、彼はサイエントロジストたちを「普及とヘルプに関するロンドン会議」に呼び集めました。ですから、これはサイエントロジーを世界にもたらすことに関するL. ロン ハバードの一般向けの講演であり、あなたが同じことを行う上での手段なのです。そしてその結果、ヘルプが惑星の残りの部分をイン・セッションにするのです。
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私たちが今、サイエントロジーにおいて行うことのできる唯一のオバート行為とは、それを正しく普及し損なうことです。
単にあなた自身が知るだけでは、責任が完全に満たされることはあり得ません。それはただ単に、あなたはそのことを知らない世界と結び付いているからなんです。」― L. ロン ハバード
それは1960年の夏、ハバード氏がすべての調査と普及の本部としてセントヒルを設立してちょうど1年のことでした。
技術はすでに、大躍進を遂げていました。最初は、相互オーディティングを通じての大規模なクリアリング(セータ・クリアー会議)。次に、どのようなケースもどのようなダイナミックも向上させるための、責任に関する発見と、オバートとウィズホールドに関する技術(「人間の状態の会議」)。さらに、それらの発見が世界中で適用されることにより、サイエントロジー人口はたったの10ヵ月で2倍に拡大しました。
しかし、彼が次に発見したものは、まさに空前の発展を告げるものでした。それが実際、普及に関する魔法の公式だったからです。
それはすべて、現存の技術によって今、どのようなケースも真っすぐにクリアーへと導くことができるという事実から来ていました。唯一の障害は、技術を使うことができるように、プリ・クリアーをセッションに入れることだけです。しかし、間もなくハバード氏はこのように発表しました。
「見知らぬ人にオーディティングを受けさせるにはどうしたら良いか考えたことがありますか?誰かにオーディティングを与えることができる前に、サイエントロジーに対して敵意を持った家族にサイエントロジーを売り込まなければならなかったことがありますか?かつて誰かをオーディティングする際にトラブルがありましたか?
私が開発したいくつかの教材によってこういった問題が解消されていることを知ったら、あなたは喜ぶに違いありません。」
その開発は全く新しいものでした。プリセッション・プロセスです。そのように名付けられたのは、それらがイン・セッションにするために使われたからです。
「これらの4つの点がセッションに存在していなければ、非常に多くのケースにおいて、永続的な本当の向上がもたらされるのは不可能に近いでしょう。」
それらの4つの要素がヘルプ、コントロール、コミュニケーション、そして興味で、彼が「最強のカルテット」と呼んだほどパワフルなボタンでした。さらに重要なことに、それらはセッションが起こるために必要な要素であったために、普及への扉を開く鍵でもありました。というのも、彼が発見したように、その同じ要素はビーイングが自分のケースに興味を抱くのを妨げていたものであり、同様にサイエントロジーそのものに対する興味を妨げていたものでもあったからです。そのために、彼は次に、すべてのサイエントロジストたちが使えるように、技術を広範に発表しました。
「新しい、驚くべき科学についてあなたが口にしても、この時代の人々がすぐに飛びついてこないのは、その人たちのほとんどが、興味を抱くことができるレベルよりも、ステップを3つも下がったところにいるからです。」
L. ロン ハバードが、普及における最強のカルテットの適用、まさに「どのように行うか」をステップごとに詳述する一方で、彼が次に提供したものに匹敵するものは他にはありませんでした。
ロンドン夜間公開講演と呼ばれるものでした。一般講演であったために誰もが迎えられ、特にサイエントロジストではない人たちがやって来たのです。出席者の中には、サイエントロジスト、その友人たち、そしてこの主題について全く知らない一般の人々がいました。人生においてどんな人の興味をも蘇らせるこれらの要素の使用法について、彼が講演と実演を行ったのは、ロンドンのトテナム・コート・ロードにあるエンパイア・ルームでのことでした。特に、プリセッションに関する要素は単に人々を「イン・セッション」にする手段であるだけでなく、自分たちの人生そのものを蘇らせるために使うことのできるものなのです。特に、「ヘルプ」の要素がそうです。
「これは、非常に基礎的なことで、人生が人生であり、人々がともに暮らし、草が育ち、木々が育ち、見たところ雨が降り注ぐのは、そして他のすべてのことは、それが誰かを助けているからなのです。」
そして、サイエントロジストたちのために、ハバード氏はロンドンのロイヤル・コモンウェルス・ソサエティー・ホールで「普及とヘルプに関するロンドン会議」を開催しました。8月7日に開催されたこの会議で、彼はオーディティングと普及の両方で「プリセッションを行う」ことの威力を示しました。その時点で、新たな文明という、より大きな目標を達成する上で、この技術の力は誰にも見逃すことのできないものとなっていました。
「しかし、オーディティングは完全に別にしても、あなたがすべての仲間に対して、それらのポイントを真っすぐに正したとしたら、あるいは、(家族、仕事、軍隊などグループの種類にかかわらず)すべてのグループにおいてそれらのポイントを真っすぐ正したとしたら、何のグループであるかはお構いなしに、あなたがただそれら4つを真っすぐに正したとしたら、そのグループは、実質上クリアーになったグループのように機能することでしょう。それを構成している人々の存在性の状態とは関係なく、です。それは極めて注目に値することです。」
そして、ここにふたつの講演シリーズのパッケージ、技術それ自体と普及の際のその完全な使用法があります。これが根深く存在する無気力の核に真っすぐ切り込んでいく技術です。これがなければ、地球にいる人々は自由への道を踏み出すことは決してないかもしれません。そしてそれが、この会議がなぜ真の惑星規模のヘルプへの鍵となるかの理由なのです。