デビッド・ミスキャベッジ | 人物紹介
サイエントロジーの教材への需要に応える

L. ロン ハバードの講演は以前に世界各地から集められ、記録保管所に所蔵されていましたが、オリジナル録音の質の悪さとマスター・テープの劣化のため、大量複製は困難な状態でした。ですから、これらの講演を復元するプロジェクトは、コンピュータとデジタル技術の進歩によって初めて可能となったのです。ハバード氏の講演の復元にあたり、教会では世界で最も進んだ技術を駆使した音声復元スタジオを設置しました。

ミスキャベッジ氏は、このプロジェクトのあらゆる面に深く携わりました。氏は、すべての言葉がハバード氏によるオリジナルの原稿通りであることを確認する作業とともに、ハバード氏の講演を一般に広く利用できるようにするために、何千時間もの労力を注ぎました。なぜなら、サイエントロジストたちが自分の宗教を変えられていない純粋な形で年代順に勉強できるようにするには、それ以外になかったからです。

こうした文献の復元プログラムと同様に不可欠だったのは、この教会の歴史上最も大規模な、世界的翻訳プロジェクトです。この事業を通じて、ダイアネティックスとサイエントロジーの初心者向けの書籍がすべて50言語で利用できるようになり、「ベーシック」と呼ばれる基本文献は16言語で利用できるようになりました。

これらの教材の純粋な量と規模だけを考慮に入れても、あらゆる言語で、小部数でも大量な部数でも、数量を問わず採算が取れるようにする出版戦略が必要でした。その戦略を実現したのが、ロサンゼルスにあるブリッジ・パブリケーションズと、デンマークのコペンハーゲンにあるニュー・エラ・パブリケーションズです。教会の出版部門であるこれらの組織は、世界最大級の自家生産、完全デジタル化設備、オンデマンド印刷システムの製本施設です。両方の施設を合わせると、週に130万冊の書籍と100万枚のCDを生産できます。 

ダイアネティックスとサイエントロジーのすべての教材を復元・製作し、広く普及したこと、これはデビッド・ミスキャベッジ氏の功績です。これにより、サイエントロジーの技術が永遠に保持されることになるのです。