台湾、高雄
中国語圏の入り口に
そびえる理想のオーグ
2013年12月7日
それは台湾のサイエントロジストたちが、何年もの歳月をかけて献身してきたことが花開いた瞬間でした。
カオションの繁華街にそびえる13階建ての建物…
総面積1万平方メートル以上…
そしてここには、精神的自由の希望だけでなく、それに達する道が存在しているのです。
2013年12月7日、紙ふぶきと大量の風船が舞うなか、台湾初のサイエントロジー・オーガニゼーションの教会であり、アジア初の理想のオーグのリボンがカットされ、4,000人以上の人々が歓喜の声を上げました。
中国語圏の入り口にそびえるこのカオションの新しい理想のオーグは、台湾や世界100ヵ国以上の国際サイエントロジスト協会のメンバーたちから、この「美しき島」への贈り物として建てられました。
カオションの理想のオーグのオープニングは、技術の黄金時代第二弾の壮大な発表に続いて間もなく行われた重要なイベントでした。
グランド・オープニングの準備として、台湾の上級技術スタッフ30人が、フラッグで技術の黄金時代第二弾のトレーニングを終了しました。 新種の技術提供チームと、以前にはなかった中国語でのサイエントロジーの教材を合わせ、台湾で初めてオーディター(精神カウンセラー)をトレーニングすることが可能となったのです。 これまで台湾のサイエントロジストが認定されたオーディターになるには、海外の教会組織へと出向かなければならなかったのです。 今やカオションの理想のオーグは、すべてのサイエントロジストをオーディターとしてトレーニングする準備を万端としています。例えば、台湾の拡張しているサイエントロジー・ミッション・ネットワークです。これは現在、台南から台北に至るまで16存在しています。
この落成式はより意義深いものでもありました。というのも、若き日のL. ロン ハバードは、人類の起源と生命の究極的な源などといったような基本的な疑問の答えを求めに、アジア中を旅していたからです。 彼は遠い国の文化と神秘的な知恵を探索し、中国の西部丘陵地帯にある立ち入り禁止のラマ教寺院へと足を踏み入れました。 これら東洋の宗教的伝統に出会ったことで、その後彼は、人間の精神の研究に取り掛かり、それが最終的にサイエントロジー宗教の創設へとつながったのです。
カオションのグランド・オープニングの最高点となったのは、リリジャス・テクノロジー・センター会長のデビッド・ミスキャベッジ氏が初めて台湾に訪れたことでした。 ミスキャベッジ氏はこの落成式で、集まったサイエントロジストたちにこのように演説を行いました。「これほど多くの夢が実現する日に、ここに参加できたことを光栄に思います。今ここにそびえる建物という、みなさんの不朽の夢。そしてLRHの遺産を中国語圏へともたらすという、すべてのサイエントロジストが長年思い描いてきた夢。そしてL.ロン ハバードが精神的にアジアへと戻り、かつて彼が垣間見た知恵を、再びこの場所に返すという彼の夢がです。 この夢は、今やすべて実現しました。というのも、今日台湾初の理想のオーグのリボンが舞い降りることで、アジアにサイエントロジーがその確固たる存在を示すからです。」
創設期の台湾サイエントロジストで、司会を務めたオリバー・シュー医師は、このように人々を歓迎しました。「台湾のすべてのサイエントロジストを代表し、長年私たちに協力してくれた地域の友人やパートナーに心から感謝を申し上げます。特に今日のイベントを寛大に支援してくださったカオション市の法務局に対してです。 このオープニングを機に、カオションのあらゆる場所に、私たちの感謝だけでなく、弛みない助けを届けていきます。 人権、薬物教育、道徳の教育、犯罪者更生のどれであっても、私たちはみなさんのために大きく扉を開き助けの手を差し伸べます。」
国家および市の高官たちも、この新しい教会を歓迎するために、このオープニングに参加しました。 その内のひとりである、台湾大統領の国家政策顧問リャン・チー・タンは、教会の長年にわたるボランティア活動をこのように称えました。「みなさんの教会は私たちの国で、20年以上助けをもたらしてきました。 921大地震が台湾を襲った時、それは大規模な災害をもたらしました。 サイエントロジー教会はすぐに、災害救済のためにボランティアたちを派遣してくれました。 ですからその地震での活躍によって、台湾の大統領から『善良市民、善良行為』賞を授与されたことは、当然だと思います。」
内務省のチェン・シュン・ホワン氏は、台湾の社会におけるあらゆる階層に対するサイエントロジー・ボランティアの貢献をこのように称えました。「何年もの間、みなさんは薬物防止活動や、人権の普及活動に献身されてきました。 ですから今日、内務省を代表してこれを発表したいと思います。今やサイエントロジー教会は、10年連続で全国の『宗教グループ優秀賞』を受賞されました。」
金華社会文化財団の創設者で代表であるチン・ヤオ氏は、サイエントロジーの創設者L. ロン ハバードの業績をこのように称えました。 「ハバード氏は、人類の定めを深く気遣っておられました。 私たちは同じ目的を持っています。より良い世界です。 この教会は、彼が人類のために思い描いたすべてを実行するために築かれたものです。 ですから私からみなさまにはご多幸をお祈りします。みなさんの慈悲深い努力によってより美しい世界が生まれ、人類にしあわせがもたらされるでしょう。」
歓迎のスピーチとして、カオション法務局の局長ツー・ウェン・ツェンはこのように述べました。「市長とカオション市政府を代表し、台湾や海外からのすべてのサイエントロジストに感謝するとともに、温かくお迎えしたいと思います。 サイエントロジー教会の拡張が、カオション市に繁栄と成功をもたらす力を与えてくれることを願っています。 より良い世界をともに築いていきましょう。」
カオション市会議員のポー・リン・フアン氏は、教会の人権活動をこのように表現しました。「5年以上みなさんの人権活動と提携できたことを誇りに思います。 そしてみなさんの街のイベントで、私たちの市民が何千人も自分たちの権利を知ることができるよう支援したことを名誉に思います。 みなさんの影響は巨大なものです。なぜならそのプログラムは、この街だけでなく、全国にわたるものであり、私たち全員により良く、より明るい台湾をもたらすからです。」
国際麻薬撤廃協会の会長ラン・フイ・チャン氏は、サイエントロジー後援による薬物防止活動との提携関係についてこのように述べました。「みなさんの『真実を知ってください:薬物』の教材は、アジアでの薬物防止活動のベテランとしての私に、力と自信を与えてくれました。 そしてより重要なことは、みなさんの教会が与えてくれた技術によって、たったひとりでも巨大なステップを踏むことができるという希望を与えてくれたのです。」
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新しいカオション教会は、すべての訪問者にダイアネティックスとサイエントロジーを紹介します。その始めとなるのが、パブリック情報センターです。 ビデオ・ディスプレーにある500以上のフィルムで、サイエントロジー宗教の信条と実践、そしてその創設者L. ロン ハバードの生涯と彼が残した遺産などが紹介されています。 またこの情報センターでは、教会がスポンサーする多くの社会奉仕活動に関する完全な概要が紹介されています。それには、国際的な人権のプログラム、薬物教育・防止・リハビリテーション・プログラム、全世界におよぶ読み書き・学習センターのネットワーク、また世界最大規模の独立した災害救援グループであるサイエントロジー・ボランティア・ミニスター・プログラムなどが含まれます。
この教会のチャペルでは、日曜サービス、結婚式、命名式などすべてのサイエントロジーの儀式や、あらゆる宗教の人々を歓迎する地域イベントなども行われます。
この新しい教会には、いくつものセミナーやコースのための部屋に加えて、何十ものオーディティング・ルームもあります。
またこの教会には、恒久的な翻訳設備が揃っているため、翻訳されたサイエントロジーの教材をさらに提供することを可能にし、中国語でのA/Vプレゼンテーションを制作するために、録音と編集用のスタジオが完備されているのです。