フロリダ州クリアウォーター • 2016年4月16日
クリアウォーターが新しいアプライド・スカラスティックス地域学習センターを歓迎
新しいモデル個別指導センターとして、クリアウォーターのアプライド・スカラスティックス地域学習センターは、L. ロン ハバードによって開発された、世界中で増大する勉強の技術を用いるプログラムを使った学校および教育施設の仲間入りをしました。 このセンターの開設は、国際サイエントロジスト協会(IAS)会員からの多大な寄付により実現しました。
未成年者の85パーセントが、実用的な読み書き能力に欠けており、刑事裁判制度における問題のひとつになっています。 刑務所収容者たちの約70パーセントは、小学4年生レベル以下の読解力しかありません。 小学4年生レベルに達しない程度の読解力しかない若者の3分の2は、刑務所で服役するか、生活保護を受けることになります。
ここに問題の別の側面があります。アメリカの総人口の14%を占める3,200万の成人は読解力が欠如しています。
4月16日、その解決策の一環として、フロリダ州クリアウォーターに、アプライド・スカラスティックス地域学習センターが全面改装されて開設されました。 読み書き能力の欠如と、その所産である貧困と犯罪に挑むという唯一の目的のために、この式典に1,000人以上の参加者が集まりました。
クリアウォーターのフォート・ハリソン・アベニューに新装されたセンターは、町の中心街から数分の所にあり、クリアウォーター地域社会に対するサイエントロジストたちの継続的な献身を反映しています。
このオープニングは生徒たちにとって、極めて重要な時期に行われました。 例えば、ピネラス郡では、高校を卒業するのは生徒の78%だけです。
「有効な勉強の技術をもたらすために、このセンターをオープンすることを誇りに思います」とクリアウォーターにあるサイエントロジー教会の特別業務局長で、このイベントの進行役を務めたパット・ハーニー女史は述べ、その日の最初のスピーカーとして、この地域学習センターの総代表、ホリー・ハガティー女史を紹介しました。
「読み書き能力のなさを早期に把握することが極めて重要だと感じます」とハガティー女史は述べました。 「子供たちが小さな時から一緒に取り組み、読み方や勉強の方法を教え、彼らに基本的なことを学ばせれば、その後の人生で成功するための基盤を築くことになります。 そしてそれが間違っていないことは、かつての教え子たちが自分の子供たちを連れて来て、子供たちにこの基盤を与えてくれたことを感謝することによってうかがえます。」
ハガティー女史のメッセージは、ゲスト・スピーカーであるフロリダ州第6司法裁判所のリンダ・バブ判事の言葉に共鳴しました。同判事はこの式典で識字率の低さが及ぼす影響を巡回法廷で目の当たりにしており、「教育こそが人生で成功するための基盤です」と述べました。 「しかし、基盤がしっかりしていなければ、全体の構造を支えることはできません。 教師が失敗すると、生徒は学ぶことができず、そのために彼らの人生にわずかな破綻が生じます。
ですから、この地域学習センターがクリアウォーターに開設されたことを大いに歓迎します。 そして、みなさんが私たちの子供たちに手を差し伸べ続け、彼らが学ぶことができると教えてくれるよう心よりお願いします。 この素晴らしい学習センターを、私の法廷に子供たちがやって来ることがなくなるまで続けてください。」
次のゲスト・スピーカーは、ピネラス郡保安課の副看守で長年の地域活動家、シェニク・ハリスさんでした。彼女は助けを求めて息子をこのセンターに連れてきた経緯について述べました。アメリカン・フットボール選手、レオナルド・ジョンソンの物語です。
「辛うじて文字を読むことのできる息子は奇跡を祈りながら、『無料個別指導』という掲示を目に留めました。 私たちの幸せへの道は、この地域学習センターでその日に始まったのです。」
「地域学習センター内の資料と、そこで使用される技術のおかげで、『特殊教育』の卒業証書を与えられることになっていて、大学への進学はまず無理だと考えられていたその子供が、今ではアイオワ州立大学から教育学士証書を得ており、元来の教育制度が間違っていたことを実証しました。」
「この新しいセンター内を歩く機会を持つことは、私をも元気付けてくれ、このセンターの持つ意義の重要性に気付かされます。」とハリスさんは付け加えました。 「私ですら、もう一度学びたいくらいです。」
その日の祝典は、クリアウォーター市長、ジョージ・クレテコス氏の言葉で締めくくられました。「生徒の皆さん、これから素晴らしい機会が得られることでしょう。学ぶことの基盤を得ることができるのです。 そしてその基盤は、学校で上手く勉強していく機会を与えてくれます。さらには夢を持つ機会、世界を変えうる何かを開発する機会を得るのです。」
ハガティー女史は、このセンターにやって来る生徒たちの未来に関して胸をときめかしています。
「これらの施設によって、私たちは勉強の技術を用いてより多くの子供たちを助けることができ、それが私たちの地域社会における明るい未来につながります」と同女史は述べました。 「クリアウォーターには、我々の助けを必要とする何千もの生徒たちがいます。そして今、このモデル・センターのスタッフやボランティアたちは、これらすべての生徒たちに援助を提供できるのです。」
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地域学習センターでは、L. ロン ハバードによる調査と著作に基づいた、読み書き能力および個別指導プログラムを提供します。 同センターは、世界に広がる1,000を超えるアプライド・スカラスティックス・グループやL. ロン ハバードの勉強の技術を利用している提携団体のネットワークの一部です。
勉強の技術によって、人はどのような主題でも難なく学び、自分が何になりたいか、また何をしたいかという人生の目標を設定できるようにします。
勉強の技術は、生徒の学習スピードを高めるために教師が使うことのできるツールとテクニックから成ります。 このツールとテクニックは生徒自身によっても利用することができ、教材を理解し、それを適用する能力を向上させます。 そしてそれらは、学校を卒業後、人が人生における数々の試練に挑む際に、引き続き物事を学ぶ上で必要不可欠なものです。
世界各地で10万人を超える教育者たちがこれらのプログラムを活用して、3,600万人もの生徒たちを助けています。アプライド・スカラスティックスは、1972年に実用性のある教育制度の実施を目指した教育者のグループにより設立されました。 アプライド・スカラスティックスは「生活教育向上協会(ABLE)」により運営されています。 より詳しい情報はAppliedScholastics.orgへアクセスしてください。
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この新しいアプライド・スカラスティックス・センターは、過去9ヵ月間にフロリダ州クリアウォーター市にオープンした8つの人道支援・社会改善センターのひとつで、サイエントロジー教会によって支援されています。 各施設はクリアウォーターとタンパ・ベイ地域の生活向上のために、それぞれ世界規模における人道支援活動に深く関わっています。 それらは次の事項を含みます。
- 新設のナルコノン・サンコーストは、市の中心部からわずか10分の場所にあり、L. ロン ハバードによって開発された優れた薬物リハビリ技術を活用している数多くの施設のひとつです。 広域タンパ・ベイの住民にとって、このセンターは非常に価値ある存在です。
- クリミノンのフロリダ本部は、犯罪の原因に取り組み、効果的な人格形成プログラムによって、犯罪者の自尊心を回復させるための社会事業を行う拠点となっています。 現在、1,000人を超えるフロリダ州の囚人たちがクリミノン・プログラムに登録しており、生産的な市民として、社会復帰のチャンスを高めています。
- 「しあわせへの道」センターは、L. ロン ハバードによって書かれた特定の宗教に偏らない道徳律を紹介します。 新しいクリアウォーターのオフィスは、タンパ・ベイ全域に良識に基づく行動指針を提供します。 ピネラス郡のあるコミュニティーでは「しあわせへの道」を使ったボランティアによる教育活動によって、犯罪率が56%減少しました。
- 「薬物のない世界のための財団」の新しい地域センターは、その国際的な「真実を知ってください:薬物」プログラムを世界中で2億6,000万の人々に提供しました。 同財団はフロリダ近辺にある数十の法執行機関や、百以上の青少年教育施設と提携しています。
- クリアウォーターの「ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツ」および「ユース・フォー・ヒューマンライツ」の本部は、世界規模の教育運動を行い、世界のあらゆる市民の権利を認識させ、擁護します。 この本部は同様の目的を持つ130のグループや団体と提携し、フロリダ州全域に年齢を問わず人権についての効果的な教育を行っています。
- 市民の人権擁護の会(CCHR)の博物館と運営センターは、1969年以来、メンタルヘルスの監視役として世界の指導的な立場に立っています。 クリアウォーター情報センターでは、「精神医学:死の産業」博物館を呼び物にしており、精神医学の不正行為を根絶するための調査、照会センターとしての役割を果たします。
- サイエントロジー教会、ボランティア・ミニスター(民間では世界最大の支援部隊)の本部は、120ヵ国で活動している世界的な運動の拠点です。 サイエントロジストたちは、タンパ・ベイ地域だけでも年間20万時間以上にわたるボランティア活動を行っており、いかなる困難に遭遇しても、ボランティア・ミニスターのモットーである「何か打つ手がある」を実践しています。