フロリダ州クリアウォーター 2015年7月11日

犯罪者の更生における、堂々巡りの再犯に対する解決策として、クリアウォーターに新しいクリミノン・センターがオープン

自尊心を取り戻すことによって犯罪行為の原因に直接取り組む世界規模の犯罪者更生プログラムは、クリアウォーターの中心街に新しいフロリダ本部をオープンします。そこでは犯罪者が社会に貢献する一員となるように新しい機会を提供します。

7月11日土曜日、フロリダ州クリアウォーターの歴史的なフォート・ハリソン大通り沿いにある新しいクリミノン・フロリダ・センターがエキサイティングかつ壮大にオープンするのに合わせて、何千人ものサイエントロジストと来賓が通りを埋め尽くしました。 クリミノンとは「犯罪の無い」を意味し、サイエントロジーの創設者L. ロン ハバードによる犯罪者のための真の更生への道の発見に基づいています。それは、「いつ犯罪者がその自尊心を失ったのかを見付け出す」ために各々を手助けすることで、 「その一点を回復させるのです。そうすれば、そこに、もはや犯罪者はいなくなります。」

国際的に1,010万人以上の人々が刑務所に収容されています。アメリカ合衆国だけで、そのうちの220万人を占めます。 フロリダ州の刑務所における10万人の受刑者のうち、釈放された3人に1人は3年のうちに再び刑務所に戻ってきます。 さらにピネラス郡は、青少年犯罪による逮捕者数が全米でワースト2位になっています。

「私たちは、この地域の一員として犯罪者更生支援に取り組んでいかなければならないでしょう」とリリジャス・テクノロジー・センター会長のデビッド・ミスキャベッジ氏は述べました。 「市民の誰もが、『自分には関係ない』とは言えません。 なぜなら、私たちの誰かがある犯罪の犠牲者になる日が来たら、それは私たちに関係があることになるからです。 私たちの誰もそんな日が来ることを待ち望んではいません。 堂々巡りの常習的犯行は、犯罪者に対する実質的な更生がなければ、無限のサイクルになるでしょう。 新しいクリミノン・フロリダ本部が取り組む姿勢:犯罪者更生に尽力することで、彼らを生産的な市民として社会復帰させることです。 私たちは助けるためにやって来ました。 そして、犯罪者が自尊心を取り戻すのを手助けすることで、我々は違いをもたらすことができます。」

再犯率は常に75%を超えましたが、クリミノン・プログラムが犯罪者を更生させ、刑務所の中で衰弱するよりも生産的な暮らしを送れるように、人生の技能を持って社会復帰させることで、その傾向を逆転させています。

現在、クリミノンは世界中の約1,000の刑務所と矯正施設で実施され、13,000人近くの犯罪者がこのプログラムに登録しています。

クリミノン・プログラムが行われてきた多くの国で、政府や刑務所の職員たちが再犯率の劇的な減少を目にしてきました。凶悪犯罪者においてもです。

  • 南アフリカのリューコップ重警備刑務所で、受刑者たちがクリミノン・プログラムに参加した後、暴力事件が年に1,000件から、わずか1件に減少しました。
  • パキスタンのカラチ市の中央刑務所で、クリミノン・コースを修了した受刑者の再犯率は驚くことに1%を下回りました。
  • クリミノン・コースがメキシコシティの州立刑務所で公式に採用された1年半後、再犯率は1%に激減しました。 メキシコ国内で、このプログラムを修了した受刑者は、14,000人以上に達しました。

クリミノン・フロリダは、50年近くにわたって犯罪者更生プログラムに打ち込んできました。 その間に8つの矯正施設で現地プログラムを確立し、州の100の施設の受刑者に通信コースを提供してきました。 その使命を実現するため、クリミノン・フロリダは、約20,000人の受刑者が、社会の生産的な一員として再出発できるように設計されたコースを終えられるように導きました。 この新しい本部とともに、クリミノン・フロリダは、さらに多くの受刑者を社会復帰させる援助をもっと増やし、繰り返される犯罪で逮捕される悪循環を断ち切ることに取り組んでいます。

この新しい本部の情報展示は訪問者に、このプログラムの重要な内容とその実施について情報を提供します。 この施設には、クリミノンに関するセミナーや講習会用の多目的ルームもあり、一棟が通信コース・センターになっています。


クリミノン、そしてサイエントロジー教会が犯罪のない世界をつくるために行っていることについて、もっと詳しく知りましょう。

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この新しいクリミノン・センターは6つの新しい施設のうちのひとつです。そして、各々がクリアウォーターと大タンパベイ地域に影響している切迫した問題を助けるために利用されます。 それらは次の事項を含みます。

  • 教会のボランティア・ミニスター(120ヵ国で活動している世界的な運動のひとつ、民間で世界最大の支援部隊)の新しい拠点。 サイエントロジストは、どのような問題でも「何か打つ手がある」というボランティア・ミニスターのモットーを行動指針として、タンパベイ地域だけで毎年20万時間以上のボランティア活動をしています。
  • 1969年以来、世界を先導するメンタルヘルスの監視機関となっている市民の人権擁護の会(CCHR)は、精神科医による虐待的あるいは強制的な実践から個人を守るため、約181の法制定を促すことに関与してきました。 クリアウォーター情報センターは、「精神医学:死を生み出している産業」博物館を呼び物としています。
  • ユナイテッド・フォー・ヒューマンライツの新しい本部。世界中のすべての国民と(人権の乱用と人身売買が合衆国内で最も深刻な地域のひとつ)ピネラス郡のすべての住民の権利を認め、擁護に努めている国際的な教育戦略であるこの本拠地は、 これらの不当な悪用に対抗する戦いの先頭に立つことを約束します。
  • 薬物のない世界のための財団の新しい地域センター。この財団の国際的な「真実を知ってください:薬物」プログラムは、世界の2億6,000万人に届けられています。 このプログラムは、薬物乱用の撲滅と若者への意義ある薬物教育に専心しています。
  • L. ロン ハバードによって書かれた、特定の宗教に偏らない道徳律しあわせへの道のための建物。 112の言語で出版されている21の教訓は、暴力に悩まされる地域に平穏を、そして内紛で荒れる地域に平和をもたらし、何百万という人々の自尊心を回復させてきました。 新しいクリアウォーターのオフィスは、この地域で必要とされる道徳指針を提供します。